目指せ7大陸最高峰(行くのか?)
富士山清掃は興味ある人にお譲りします
私だけ休みだったので一人で聞きに行ってきました。
ま、私も恥ずかしながら植村直己の「青春を山にかけて」を読んで2大陸最高峰に挑戦した身。
登山家としての野口健の話を聞きに行った訳ですが、最近は清掃活動のイメージが強いらしく
会社で若いのに「野口健の講演会行くねん」と言うと、「ジャンクスポーツとか出てるゴミ拾いの人ですね」との認識。
講演の中でご本人も「アルピニストの野口です」って肩書きで活動してたら、「アルピニスト=ゴミ拾う人」と
思い込んでる人に結構出会うとおっしゃってました。
(もちろんアルピニスト=登山家です)
2時間半くらいの講演でしたが、前半は登山経験の話で後半はエベレスト&富士山の清掃等の話でした。
私はアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ(標高5,895m)挑戦はパーティーメンバーに助けられながら何とか登頂も
米州大陸最高峰のアコンカグア(標高6,962m)単独挑戦では6,000m付近の最終キャンプで寒さで指がしびれっぱなしで
完全に感覚がなくなり心が折れて敗退しました程度のもんですが、やはりチョモランマ(標高8,848m)は
ハンパな厳しさではないらしく、野口さんも4回チョモランマに挑戦して
一回目:本人死にかけ(遭難し奇跡的に救助)⇒敗退
二回目:パートナー死にかけ(遭難し奇跡的に救助も指の大半を失う)⇒敗退
三回目:パートナー死亡⇒本人登頂成功
四回目:パートナー死亡⇒本人登頂成功
という恐るべき遭難率だったそうです。
8,000m級の山の怖さを直接聞けて非常に興味深かったです。
講演会後は本の販売&サイン会がありましたので参加。
一度読んだことはあるのですが、改めて「おちこぼれてエベレスト」を購入。
記念撮影&握手&本にサインをしてもらいました。
せっかくなのでリクエストで「セブンサミッツ(7大陸最高峰」っと入れてもらいました。
あくまで握手してもらう時の話題として「セブンサミッツ目指してまんねん」っと言ってしまいましたが
エベレストの恐ろしさ(遭難率とお金が幾らかかるか等)を聞いたばっかりですので、まぁ具体化せんでしょう。
そもそもトレーニングしてまで登山するほど登山好きではないし。(いつもノートレーニングでの挑戦でして、、、)
最近の野口さんの活動はフィリピンでの戦没者の遺骨収集に広がっているとのことでしたが
残念ながら個人的には清掃も遺骨収集も興味湧きませんので特にコメントはありませんが
非常に面白い人生を送ってらっしゃるようで参考になりました。
私も人生面白くなるように色々やってみようと再認識できた良い機会でした。
近頃は奥さんに「青春を山にかけて」やら「おちこぼれてエベレスト」を読むように仕向けてます。
私のアクティビティへの理解が深まりますように(祈)